愛情の範囲を広げる
愛情を基準にして内側と外側、敵か味方かと線引きするのが蟹座の性質だと述べました。
その愛情の最小単位となりえるのは「自分自身」で、最大単位は「国や地域」となります。
ということは、かならずしも愛情の範囲が狭いということではなく、それの基準をどこに置くかで違ってくるといえます。
自分しか愛せない人は周囲の人すべてが敵になりますし、愛情の線引きがどこまでも広ければ地球規模にもなりえます。
世の中で繰り広げられている争いは、敵と味方を作り出してしまうことから始まりますから、やはり愛情を注ぐ範囲は広いほうがよいでしょう。
もし家族や友達しか愛せないなら、それだけの幸福しか享受できないかもしれません。
大きく豊かな幸せを求めるなら、愛情の範囲をもっと広げて、多くの人に蟹座の愛を注いでみましょう。
敵味方の区別がないほどに広がったなら、思いもしなかったような大きな幸せがなだれ込んでくるかもしれません。
生み出すこと
蟹座のもつ性質のひとつに「生産性が高い」ということがあげられます。
慈しみ育てることの他に、何かを生み出すという力が備わっているのです。
子供を愛する母親が何の見返りも求めないように、蟹座の生産性もとくに収益の高さを求めるものではありません。
しかし自分の中になにかを宿して、それを世に押し出す行為によって、蟹座に良い運気をもたらしてくれる可能性があります。
たとえば文章を書いて出版したりブログにアップしたり、
趣味の作品をどこかで販売してみたり、手作りのものを誰かにあげたり、
植物を育ててみる、などよいかもしれません。
生み出すもの(=創造するもの)に決まりはないのです。
愛情を膨らませ自分の力で新しい何かを生み出すことにより新鮮で強い運気をもたらしてくれるでしょう。
感情コントロール力
蟹座が運気を高めたいと願うときに大切なのは、感情をコントロールする術を学ぶ、ということかもしれません。
豊かな感性をもち、楽しく生活することを大切に考える蟹座は、じつは幸運を引寄せること自体はけっこう得意です。
想像力が豊かなため、強く望むものをイメージングして現実化させるのが上手なのです。
しかし感情のコントロールができずにいると高い波長を保つことができないため、どうしても雑念が入って来やすくなります。
そうなると、せっかく近づいた運気があっというまに離れていってしまいます。
心を安定させて感情にふりまわされないようにすることで今以上に明るい幸運が舞い込んでくるでしょう。