人とつながり慈しむ
好き嫌いはあるものの、蟹座は基本的に「人」が好きです。
大好きな友達や仲間を沢山作り、愛する人と結ばれ家族を大切にしていくことは人生の目標のひとつです。
一匹狼ということはほとんどなく、人とのつながりを重視します。
自分を愛してくれる人には心からの感謝を捧げ、相手にもそれに答えて欲しいと思うでしょう。
蟹座の人生の目的というのは、ひとことでいうなら「家族をつくること」。
これは婚姻関係による家族だけではなく、仲間や、勤める会社、自分の部下や後輩なども含めて、家族的な関係をつくることを意味します。
自分だけが突出するのではなく、周囲にいてくれる人達と共に幸せになることを望んでいるのです。
愛するものを育てる
母性が豊かだといわれる蟹座は、なにかと育てることが好きな人が多いようです。
ここでいう「母性」の対象というのは、かならずしも子供を意味するわけではありません。
子供以外にも、植物、動物、環境、生徒、部下、組織、地域なども含まれます。
一生懸命に愛情を注いだものが、すくすくと育っていくことが大きな喜びだといえます。
子供の頃はペットなどを育て、年を重ねていくにつれて家族や会社などを育てていく、など対象が変化していったりもします。
人生の最後には丹精こめて育てたものがどんなに大きく成長したのかを見ることが喜びとなるでしょう。
愛するものをかいがいしく世話するのは蟹座の特徴のひとつといえます。
子供に限らず命を育てるということを目的に生きる蟹座は、母性豊かな人たちだといえるでしょう。
豊かな感情を体験する
蟹座は楽しく喜びに満ちた人生を送ることを望みますが、かならずしもハッピーだけでは終わらないということも理解しています。
そのため、悲しみも寂しさも怒りも妬みも、全てを受け入れて、感情豊かに生きていこうとします。
悲しみがあるからこそ深い喜びも感じられるのかもしれません。
感受性の強い蟹座の人は、同じ人生を送っていたとしても、他の人たちに比べると豊かな精神生活を送っているといえます。
泣いたり笑ったりを繰り返しながらも、それこそが人生の醍醐味であると知っているかのようです。
豊かな感情というのは、一人ぽっちで生きていたなら感じられるものではありません。
愛も憎しみも恐れずに心豊かな人生を送ろうとするのが、蟹座の生きかただといえます。