感情を押し殺す
周囲の人達に受け入れられ愛されることは、蟹座にとっては大切なことですが、そのために自分の感情を抑えすぎてはいけません。
ほとんどの蟹座は、感情を抑える場面と、本心を露わにする場面をうまく区別しています。
裏表があるといってしまえばそれまでですが、そうすることによって上手く感情を調整し、愛する仲間達と仲良くやっていけるのも事実です。
ただし中には、環境やそのときの状況によって感情を表わすことが許されないような場合もあるでしょう。
蟹座の感情というのは、非常に豊かで深いものなので、禁止されたからといってどこかに消え去るものではありません。
抑制されればされるほど歪んだ形で現れる可能性がありますから、どこかで健康的な感情のはけ口を見つけたほうがよいでしょう。
人との関わりを絶つ
共感性の高い蟹座は、相手の気持ちを察しやすいうえに感受性も強いので、場合によっては心を痛めてしまうことがあるかもしれません。
もっと鈍感であれば生きやすいかもしれませんが、蟹座は自分や他者の感情を感じながら生きていくしかありません。
そんな状況がつらすぎるからと心を固く閉ざし、人との関わりを止めてしまったなら、蟹座の人生はそこで一時停止してしまうでしょう。
心が傷ついた時、それが癒えるまでは殻に閉じこもっていてもよいのですが、元気を取り戻したなら、また人との関わりを再開していきましょう。
古い関係がつらいなら、思い切って新しい仲間を作る(生み出す)のもよいものです。
愛することをやめてしまった蟹座は、生きる喜びをを感じられなくなってしまいますから、自分の愛する力を信じましょう。
周りを出し抜く
多くの蟹座は、仲間たちと交わりながら人生を送ることを選びますが、他者を愛する力が弱い人は、そこから抜け出していこうとするでしょう。
もちろん蟹座でも昇進欲や名誉欲が強い人は沢山います。
しかし、その場合は周囲の人たち全体を幸せにしていく必要があるといえます。
周りの人を出し抜いて自分だけが美味しい思いをしようとしたなら、いつか後悔することになるでしょう。
自分と家族だけは愛するけれどそれ以外は敵だと見なす場合も、このようなことが起きやすくなります。
蟹座が高い地位を求めすぎると、いつか近しい人から引き摺り下ろされてしまう可能性があります。
地位や名誉が欲しい場合はまずは皆を幸せにしてから共に成功していくのが蟹座らしいといえるでしょう。