心の傷が深すぎる
若いころから結婚に対して現実的な考え方をもつ蟹座ですから、そう簡単に婚期を逃すほうではありません。
最初から結婚を想定した人とお付き合いをすることもあり、ターゲットを絞って結婚への道筋を作っていくことでしょう。
しかし、結婚への期待が高すぎるためか、本気でお付き合いをしていた人と別れたりすると、あまりに心の傷が深すぎて立ち直れないかもしれません。
将来の夢も希望も別れとともに、一度すべて捨て去らなければならなくなるので、そのダメージは相当なもの。
もう傷つきたくないからと、完全に心を閉ざしてしまうことは充分に考えられます。
誠意を尽くして愛していたからこそ、もう結婚のことなど考えたくなくなるのかもしれません。
タイミングの問題
蟹座は結婚を真面目に捉えますから、「成り行きで付き合ってとりあえず結婚できたらいいかな・・・」なんて漠然と考えたりはしないほうです。
「運よく結婚出来たらいいけど、ムリなら一生独身でもいいや」とは思わず、ある程度の年齢になると具体的に結婚について考えていきます。
そのため準備不足で結婚が出来なかったということは少なくて、婚期を逃したのは単にタイミングが悪すぎたため、ということが考えられます。
最高の相手に出会えたと思ったら転勤になったとか、素敵な人が接近してきたのに失恋直後でその気になれなかったなど、タイミング悪さの積み重ね。
御縁がなかったといえばそれまでですが、小さな出来事の影響はけっこう大きかったりするものです。
自己愛に生きる
これまで何度も「蟹座は人付き合いが好き」「友達を作るのが上手」などと書いてきましたが、もちろん中にはそれが当てはまらない人もいます。
そんな蟹座はたいていの場合、愛情枠が小さくなり、自分のことしか愛せなくなっています。
人を愛することをあきらめて、すべての愛情を自分にそそぎ、自らを固い殻で守っているのです。
そういう人でも結婚願望があったりしますが、人を愛するということの意味がよくわかりません。
自分に都合の良い人物だけを捜し求めているわけですから、見つけるのは難しいでしょう。
心が闇につつまれているならば結婚を考える前に、まずは心を癒すことが先かもしれません。