弱い子も見捨てない
まるで生徒たちの母親にでもなったかのようにやさしく包み込んでくれるのが蟹座の先生。
悩んでいる様子を見かけたら声をかけて、話を聞いてあげたり、相談に乗ってあげようとするでしょう。
すべての生徒たちは守るべき対象であり、能力の高い低いに関係なく全員を大きく育ててあげたいと考えます。
もちろん弱い子も見捨てたりはしません。
むしろ強い生徒よりも弱い生徒のほうにシンパシーを感じてかわいがってあげることもありえます。
どんな生徒でもやればできるんだということを教えてあげたいと感じているのでしょう。
むしろ、弱い子ではなく強い性格をした生徒を放置することのほうがありえるかもしれません。
教えることに一生懸命
蟹座の先生は教えることを重要な仕事と考えますから、生徒のために熱心に授業をしてくれるでしょう。
わからない問題を生徒が聞きにくると、それがどんな質問であっても親身になって教えてあげようとします。
出来の悪い生徒がいたとしても、蟹座は決して見捨てません。
むしろそんな生徒のほうをかわいがる傾向もあり、どうにか支えてあげたいとがんばるでしょう。
あまり近づいてこない生徒のことも気になってはいるのですが、どうしても寄ってくる生徒の方に気が向きがちです。
全員の成績を伸ばしてあげたいとおもうものの、その難しさに板ばさみになりそうです。
子供を何十人も抱えた母親のような心境かもしれません。
公平な評価はむずかしい
それぞれの生徒の良さがあるわけですから、公平に評価しなくてはならないとわかっているものの、蟹座の先生にとってそれは難しいことかもしれません。
どうしても主観的な判断が入りがちなので、無意識のうちに自分の好みを反映してしまう可能性があるのです。
たとえば、蟹座は協調性をとても大切にしますから、自己主張が強すぎる生徒に対しては評価が下がりがちかもしれません。
和を乱したり、自分だけ目立とうとするのは蟹座の価値観に反します。
公平に評価を下しさなくてはならないとわかっていても、どこか感情的なものが残ってしまうのが蟹座の先生なのです。