嫌われたら終わり
どんなに厳しい交渉の場でも、蟹座はおだやかな態度を示しあまり険しい表情を見せないほうです。
激しいやりとりがあればあるほどその穏かさは際立ちますが、それは逆に危険なサインかもしれません。
蟹座は人の心を動かすことに関しては非常に長けているため、たとえ穏やかな人に見えたとしても決して気を許してはいけないのです。
どんな場面であっても、交渉相手に嫌われてしまったらその後の進展は難しくなるものですが、もしそれが蟹座ならもう答えは決まったも同然です。
会社の命令であればやむなく調整してくれるかもしれませんが、経営者だった場合には嫌われてしまったらそこで全てがお終いなのです。
情に訴え数字は少なめ
仕事での話だと数字的なことが問題になったりするものですが、蟹座が相手の場合は数字や理屈だけで終わらせないようにしましょう。
しかし、どうしても数字ばかりを提示しなければならないような場合は、色や図や画像などでわかりやすく伝えるように工夫しましょう。
蟹座は文字より色や図などイメージを広げてくれるようなもののほうが感覚的に受け入れやすいのです。
また、たとえ仕事だとしても、交渉前後に交わす雑談だけは絶対に欠かせません。
蟹座はたわいのない話から相手の人物像を察知して、それを元にして交渉を進めることを好みます。
もしその会話の中で相手を気に入ったなら、それだけでかなり話を進めやすくなるでしょう。
尚、困った時には理屈を通すのではなく情に訴えるほうが蟹座には効果的です。
接待がカギになる
なにかと便宜を図ってもらえるように、交渉相手を接待でもてなすのは、企業などでは頻繁に行われていることです。
仕事を有利に進めるためや、相手のご機嫌をとって次の契約につなげようとすることなどもあるでしょう。
この「接待」は、人によってはほとんど効果が無いこともありますが、蟹座にはけっこう良く効きます。
理性派の人は接待を受けたとしてもそれはそれと割り切ることが多いですが、蟹座は手厚いもてなしを受けるとその気遣いが嬉しくなってしまうのです。
単純に気分が良くなるだけでなく、蟹座にとってはそこに表現されている「気持ち」が重要なカギといえます。
美味しい食事などで胃を満たされたなら、接待とわかっていてもつい気を許してしまいそうです。