親しみやすさ
愛する人や仲間を思いやって、同じ目線でいつづけたいと思う蟹座は自分だけが突出したいとは思わない傾向にあります。
みんなに受け入れられて愛される存在であるためには、自分を飾らず親しみのあることが大切だと無意識に感じています。
そのため生まれとか立場が立派でな方でも、蟹座の性質が強い人はどこか庶民的っぽさとか親しみやすさがあったりします。
場合によっては意図的にそうしていることもありえますが、ほとんどは本来持っている心のやさしさが滲み出たものといえます。
上からではなく、素直に接するのが相手の心をつかむ一番良い方法だと無意識に知っているのかもしれません。
本気でだれかと親しくなろうとするときの蟹座は、本当にすばらしい対人センスを発揮したりします。
情に厚い人情タイプ
蟹座は、もし人に対しての好き嫌いがあったとしても、その人が自分を好きでいてくれるとわかるとコロッと気持ちが変わったりもします。
どんなに苦手なタイプでも、自分を愛してくれる人を突きはなすようなことは蟹座にはできません。
「あの人のこと苦手なのに困ったなぁ・・・」
などと言いながらも、寄ってきてくれる人のことはやはり大切にする優しさがあります。
情に厚くて人情派の蟹座は、自分に向けられた愛情と恩を忘れることはありません。
一方で、裏切られるようなことがあると、そのときは許すことは難しくなるかもしれません。
それは信頼とか愛を失った深い悲しみからくるものだといえます。
母性
パッと見て、母性という言葉が合う蟹座の人が、多いというわけではありません。
とくに女性ならまだしも、男性だと特にそうだったりします。
ですが母性というのは、実はあまり男女に関係なくて、ひとつの愛情のあり方といえます。
たとえば蟹座の男性の場合は、どんなに男っぽく見えても、愛する者を守るという感覚が発達していますし、
蟹座の女性は、深い優しさを持っていて慈愛に満ちた方が多くみられます。
蟹座は、愛する者を守るという気持ちが優先されるので、人当たりは柔らかくてもとても強い芯を持っているといえます。