穏やかに進行
どちらかというと臆病な性質をもつ蟹座は、恋愛に対しては特にその傾向が高まりやすいかもしれません。
友達であれば自分から近寄っていって仲良くなるのは得意なのですが、恋愛になるとそう簡単にもいきません。
愛情問題に関して敏感なため、嫌われてしまったらどうしよう…といつになく弱気になってなかなか積極的になれないのです。
もともと刺激的な関係はあまり好まないということもあり、恋が始まった後もゆっくりペースで進んでいくでしょう。
若すぎたり精神的に不安定な蟹座の場合は、うまく感情のコントロールができずに波風(暴風雨)がたつこともありますが、いつかて落ち着いてくるでしょう。
蟹座のベーシックな恋愛はおだやかなものが多いのです。
恋愛と結婚が近い
だれかに片思いをしたときに、まだ付き合ってもいないのに「この人と結婚したらどんなかんじかな?」なんて考えることがあるのが蟹座です。
最初から本気でそう考えているわけではないのですが、蟹座の恋は結婚とかなり近い位置にあるのでつい夢想してしまうのでしょう。
本格的にお付き合いをすることになったなら、その気持ちはどんどんと強まっていくはずです。
これは「彼(彼女)と絶対に結婚するぞ!」という意気込みではなく「結婚を考えられるような人ときちんとお付き合いをしたい」という誠実な気持ちの表れといえます。
そのため、結婚など考えられないような相手との火遊びのような恋を楽しむなどは(とくに女性は)ほとんど考えられないでしょう。
蟹座の恋の延長線上には、いつも結婚があるのです。
二人はひとつ
お付き合いを始めると、恋人を自分のこと以上に大切にしたいと考えるのが蟹座の愛情です。
一緒にいる時間も大切にしようとするので居心地のよいデートができそうです。
ただし、好きな人と関係を持ったとたんに「二人はひとつ」というような感覚になりやすいので、これはなんとも微妙なところ。
蟹座は相手のことを理解したいと思いますし、好きなものや楽しいことなどもできるかぎり共有したいのです。
もし秘密があるなら、そのことすら分かち合いたちと感じるでしょう。
そのため恋人が自分のことを話すのが苦手だったり、一人の時間を大切にしたい人だととても寂しく感じてしまうでしょう。
身も心もひとつであってこそ、蟹座はその愛に安心できるのです。