安心できる
良くも悪くも蟹座は異性の外見の良し悪しこだわるほうではなく、雰囲気や表情やしぐさなどを重視します。
その人が発するオーラのようなものを敏感に感じ取って人柄などを推測しているのかもしれません。
そんな中に、穏やかでなんともいえない安心感を与えてくれるような人がいると蟹座は気になってしょうがありません。
その心地よさに身を任せてしまいたいと本能的に感じるのかもしれません。
最初は自分の気持ちが惹かれていることに気づかないかもしれませんが、ふとした態度で実感するようになるでしょう。
繊細でデリケートな感性をもつ蟹座はじつはかなり傷つきやすいので、恋人には心からの安心感を求めるのかもしれません。
守ってあげたい
自分が守ってほしいと感じる一方で、愛する人のことは守ってあげたいと感じるのが蟹座のおもしろいところ。
相手と自分を区別しないので、その辺が混ざり合った感覚になりやすいのかもしれません。
人を慈しむ心があるため、自信満々で一人で生きていけそうな人よりも、どこか弱さが見えたり、支えてあげたくなるような人のことが気になります。
自分が支えてあげなくてはこの人はどうなってしまうんだろう…なんて気になると、それが恋心に変わることがあるようです。
気になっていた人に必要とされたなら、喜んでその人の為にやってあげようとするでしょう。
夏目漱石の小説に「可哀想ってことは惚れてるってことよ」というような文章がでてきますが、これは蟹座の恋愛観に近いものかもしれません。
独特の好み
恋人を選ぶとき、自分とは正反対のタイプを選びたがる人もいますが、蟹座はあまりにも違うタイプの人を選ぶことは少ないでしょう。
自分とは違うタイプの人に魅かれることはあるでしょうが、だからといって真剣にお付き合いしたいとはあまり思いません。
心を分かち合うことができなすぎて、どうしてもハッピーに感じられなくなってくるからです。
そんな蟹座の異性の好みは独特のものがあるようで、外見だけに惑わされることは少ないようです。
年を重ねるにつれて自分基準の好みが強まってくるので、どんな時にどんな人を好きになるのかは読み切れないところがあります。
ただ共通していることは、良い夫、良い妻になりそうな人には弱いということかもしれません。