慎重で用心ぶかい
だれかのことを好きになって、寝ても覚めてもその人の事ばかり考えるようになったとしても、蟹座はすぐに行動には移さないほうです。
若いうちは仲間内のノリで告白したりすることがあるかもしれませんが、一人であればそんな大胆な行動はしないでしょう。
蟹座は愛情が絡むことには大変デリケートなので、どんなに好きな気持ちが強くても、相手の様子を伺ったりしてなかなか行動には移せません。
相手を良く知らないまま、ある日突然告白するというのはまれで、少しずつ近づいていっては距離を縮めます。
そうして告白しても大丈夫だと感じられたなら、ようやく思いを伝えるかもしれません。
もっと言えば、あえて告白という方法ではなく、自然な流れでお付き合いすることになるほうが理想です。
相手の好みに近づける
人の信頼を得るためのテクニックのひとつとしてミラーリングというものがあります。
これは相手の言葉やしぐさなどを鏡に映すように真似するというものですが、蟹座は生まれながらにこのミラーリング法を使うことに長けているといえます。
無意識のうちに相手の様子を真似ていたり、口癖が移りやすかったりするので、相手の心の中に入り易いのです。
恋をした時の蟹座は、普段は無意識に使っているこの感覚を、意識的に使うようになるでしょう。
自分の個性を相手の好みに近づけることに抵抗は低いですから、好きな人の好みに変身していく自分を楽しんでいたりします。
もしかしたら、ペアルックが好きな人というのは蟹座の性質が強い人達なのかもしれません。
ニコニコ愛嬌全開
好きな人ができてもなかなか気持ちを打ち明けられない時に蟹座が取る態度は、ニッコリほほ笑むことや、嬉しそうに話しかけること。
セクシー全開で相手を誘いだすというようなことはあまりしないほうですが、その理由はもともとマイルドな性格であることと、妻(夫)候補でいたいということも関係あるかもしれません。
刺激や軽薄な態度で迫るより、親しみやすく誠実に近づいて行くことのほうがが自分らしいと感じるのでしょう。
誰かを好きになった時の蟹座の態度は愛嬌がありかわいらしいものになります。
おとなしい蟹座の人はただ微笑むだけで、それ以上のことはできないかもしれませんが、その健気さがまた魅力的だったりもします。