落ち込みが半端じゃない
ふだんは元気な蟹座ですが、失恋をしたときの落ち込み具合は、中途半端なものではありません。
元気なふりをしていてえも、その憔悴ぶりは傍目から見てもわかるほど。
勉強は手につかなくなってしまいますし、仕事でさえ全くやる気がなくなってしまうかもしれません。
「どんなに落ち込んでも仕事をしていれば忘れられる」という人がいますが、感情と理性の区別をつけにくい蟹座はなかなかそうもいきません。
気持ちを切り替えようとしますが、どうがんばっても上手にできないのです。
蟹座は、精神的なストレスがそのまま症状となって身体に表れやすいので、体調を崩してしまって仕事に行けないこともあるかもしれません。
仲間にひたすら聞いてもらう
落ち込んだとき、蟹座にとって救いになるのは友達や仲間の存在です。
気心の知れた信頼できる友達にひたすら話を聞いてもらうでしょう。
悲しい気持ちを人に見せることにあまり抵抗がないので、泣いたり怒ったり感情全開で話しつづけるでしょう。
お酒が好きな人はお酒を飲みながら、食べるのが好きな人は食べながら。
悲しみは言葉で吐き出しつつ、美味しいもので体を満たしていきます。
ひととおり話を聞いてもらったなら、一時的にはスッキリしますが、友達と別れたあとにまたすぐ悲しくなってしまいます。
そうなるとまた別の友達に連絡をして話をきいてもったりして、どうにか気持ちのバランスをとっていこうとするでしょう。
立ち直りはゆっくり
感情の豊かさは、ハッピーなときには良い作用をもたらすかもしれませんが、悲しいときには辛さも倍増してしまうもの。
感情というのは水ものですから、いちどあふれてしまうとなかなか収拾がつかないのです。
どうにか感情をコントロールしようとしても理性を見失っている状態では難しいものがあるでしょう。
感情を断ち切って前へ進むということがなかなかできない蟹座は、別れた人のことが忘れられません。
その気持ちをどう整理したらよいのか、どうやって忘れたらいいのか、混乱は長引いてしまいそうです。
心のバランスをとりながら生活をしていくのは難しいことですが、ひとつ思い出してほしいのは、その別れがあるからこそ次の出会いがあるということです。
未来の恋人が待ってくれていますから、そのために、少しずつでよいですから元気を取り戻していきましょう。